Search

=================================
要注意!「いじめ」と「...

  • Share this:

=================================
要注意!「いじめ」と「からかう」の英表現
=================================
 
大きな社会問題の一つである「いじめ」。英語では、「Tease」「Bully」「Make fun of」が代表的な表現となりますが、どれでも同じというわけではありません。使う表現によって意味合いも異なるので使い方には注意が必要です。イジメは、世界的にも非常にシビアな問題でもあるので、違いをしっかり覚えておきましょう。
 
 
--------------------------------------------------
1) Tease
→「からかう / ちょっかいを出す」
--------------------------------------------------
 
Teaseは、相手を困らせたり怒らせたりすることをして面白がってからかったり、ちょっかいを出すことを意味します。例えば、弟をからかって面白がったり、男の子が好きな女の子をからかっていじめるような場面で使われます。また、からかわれた本人も一緒に笑ってふざけ合ったりするような、あまりネガティブではないからかいの場合にもteaseを使います。
 
<例文>
 
Mary, quit teasing your little brother!
(メリー、弟にちょっかい出すのをやめなさい!)
 
In elementary school, boys will tease the girls they like.
(小学生の男の子は好きな女の子をいじめるよね。)
 
Everyone always teases Bill about being afraid of mice, even though he’s a football player.
(ビルはアメフトの選手のくせに、ねずみが怖いことで良く友達にからかわれている。)
 
 
--------------------------------------------------
2) Bully
→「いじめる」
--------------------------------------------------
 
Bullyはこの記事で紹介する3つの表現の中で最も悪意のある意味が込められた言葉で、からかうでも、馬鹿にするでもなく、悪質な“いじめ”のときに使う言葉です。最近の学校の「いじめ問題」などを英語で言う場合は、problem with bullyingと言います。 また、名詞としても使うことができ、「いじめっ子」を表す場合にもbullyが用いられます。
 
<例文>
 
That school has a problem with bullying.
(あの学校にはいじめ問題がある。)
 
He was a bully in high school.
(彼は高校でいじめっ子でした。)
 
I heard you bullied my brother, I will never forgive you!
(お前が俺の弟をいじめたって聞いたけど、絶対に許さないからな!)
 
 
--------------------------------------------------
3) Make fun of
→「からかう / 馬鹿にする」
--------------------------------------------------
 
Make fun ofは、teaseよりも悪意がありネガティブな意味合いが含まれますが、bullyほどではないニュアンスになります。この表現は、悪意のある無しに関わらず使うことができるので、相手を傷つける場合でも、そして周りを笑わせるために相手をからかう場合でも使用できます。
 
✔不特定多数の人やグループ全体を馬鹿にする場合にも使える。
 
✔陰で人を馬鹿にする、笑いものにする場合にも使える。
 
<例文>
 
My friends always make fun of me because I can’t eat hot food.
(私は猫舌だから、いつも友達にからかわれているんです。)
 
Yesterday, he was making fun of your sister behind her back.
(昨日、彼は陰で君の妹を馬鹿にしていたよ。)
 
Sally always makes fun of fat people.
(サリーはいつも太っている人を馬鹿にしている。)
 
 
 
 
 
ブログ記事URL:https://hapaeikaiwa.com/?p=13137
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
無料メルマガ『1日1フレーズ!生英語』配信中!
 
通勤・通学などのちょとした合間を利用して英語が学べるメルマガ『1日1フレーズ!生英語』を平日の毎朝6時に配信中!ただ単にフレーズを紹介しているだけではなく、音声を使った学習プロセスが組み込まれているので、メルマガを読むこと自体が学習方法!
 
https://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


Tags:

About author
みなさん、こんにちはっ!Hapa EikaiwaのJunです。 母親が日本人、父親がアメリカ人のロサンゼルス生まれ育ちのハーフです。幼い時期から両文化で育ってきた僕は教育も日米両方受けてきました。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学を卒業し、交換留学で一年一橋大学で大学生活を送りました。その後、石川県内灘町役場で国際交流員として赴任し、2年間の勤務を経て、ロサンゼルスへ帰国。2011年に英会話学校「BYB English Center」をアーバインで開校しました。 文化、習慣、教育、考え方から人間関係を両方体験してきた僕は英会話を勉強されている皆さんに少しでも役立つようこのページを始めました。言語と文化は切り離せない!だからこそ英語だけでなく、文化を取り入れた多くの表現、知識、ローカル情報をご紹介していきたいと思います。 HAPAとは? 混血のことをハーフやミックス(最近はダブルともいいますね)と日本ではよく表現されますが、ロサンゼルス(カリフォルニア州)では「HAPA」と呼ぶことも一般的です。HAPAは元々ハワイから由来した言葉で「半分」または「一部」を意味します。その名の通り「Hapa Eikaiwa」=「ハーフがお伝えする英会話」です! ☆無料メルマガ配信中☆ 毎朝6時配信【1日1分1フレーズ!アメリカン雑談集】 アメリカ人と雑談をする時に不可欠な日常フレーズが学べる、Hapa Eikaiwaがお届けする無料のメールマガジンサービスです!時代遅れの日常表現を完全に省いた「現在」の日常フレーズをご提供します。「英語学習はしたいんだけど、中々時間が・・・」と悩んでいる方に、ぴったりのメルマガです。1日1分1フレーズなので仕事前に、通勤時間に無理なく毎日新しいフレーズを身に付けることができます。さらに、学んだ日常表現を忘れないように毎週金曜日は「復習コーナー」を取り入れています。週ごとにテーマを決めて日常表現をお送りしますので、様々な場面で通用する英表現を得られます。「ちりも積もれば山となる」互いにコツコツ頑張って、楽しく英語を習得していきましょう! http://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/ ☆Podcast 配信☆ ロサンゼルスからお届け!ネイティブの自然な日常会話を楽しくリスニング。 https://itunes.apple.com/us/podcast/hapa-ying-hui-hua/id814040014 ☆YouTube(動画で英会話)☆ www.youtube.com/hapaeikaiwa ☆Twitter☆ http://www.twitter.com/hapaeikaiwa
日米ハーフがお伝えする「生きた英語」をご紹介。教科書では教えてくれなかった実践的な表現から言葉の背景となるアメリカ文化を含める英語学習ページです。
View all posts